小田郁枝プロフィール

エリザベト音楽大学ピアノ科卒業の後、桐朋学園大学音楽学部古楽器科チェンバロ専攻卒業。ピアノを対馬寛子氏、チェンバロを 故鍋島元子氏に師事。
広島を中心に各地でリサイタルを開く。2008年4月、日本ピアノ調律師協会主催記念コンサートでチェンバロとハンマーフリューゲルを演奏。
同年2月より、なかた美術館主催ミュージアム・コンサートで企画・演奏をおこなっている。また「楽しいチェンバロ講座」「チェンバロ体験講座」、「チェンバロレクチャーコンサート」を開くなどチェンバロの魅力とその音楽の紹介に努めている。

チェンバロについて

16世紀に登場した”チェンバロ”。 バロック時代の音楽シーンをかたちづくった代表的な楽器です。フランス、ドイツ、イタリアなどの作曲家により特色ある音楽が生まれ、 ”チェンバロ” という楽器も、地域ごとに特色のある魅力に満ちたものとなってきました。
私は歴史的チェンバロで、その音楽の味わいを生かし表現することに
とり組んできました。当時の舞踊なども織り込みながら、演奏でとりわけ私が大切にしているのは、バロックの世界を忠実に表現することです。多様性豊かに、そして、新しい解釈で演奏を続けています。

私のチェンバロ

私のチェンバロ
 写真上: 製作  堀 栄蔵 (2000年)
 写真中: 製作 横田誠三 (1979年)
 写真下: 製作 久保田 彰 (2005年)